誰の習作でもなく、木の根にインスピレーションを受けた作品です。元の木の形を生かしながら、非常に細い枝に関節構造がほどこされています。緊張感があり、根にはおおらかな自然のエロティシズムを感じる作品です。
林檎の木の精
56cm
木(ボディと根の部分:松、胸と腕:杉、ヘッド:菩提樹)
防虫・腐敗・湿度対策のため塩分のある熱湯でゆでて乾燥し、オイルで塗装し強化しています。
アクセサリーも自作。林檎の入った籠は紙のこよりで作りました。
この細さで関節構造!
着色はオイルと水彩絵の具を使用し、ワニス仕上げ。
髪は羊毛を自身で何色かに染め分けました。